この度、弊社所属アーティスト・スピッツは、デビュー15周年記念日にあたる2006年3月25日(土)に下記2作品をリリースすることとなりました。

●「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」

●「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection」

内容はスピッツの全30枚のシングルを発売順に15曲づつ、2枚のCDとしてまとめたものです。
また、初のメンバー公認・公式のシングル・コレクション・アルバムでもあります。

このリリースの決定に関しましては、1999年12月15日リリースのシングル・コレクション・アルバム「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」(以下「RECYCLE」)に起因した、密接に絡み合う下記の2つの問題を解決する必要があったことが挙げられます。


【問題1】 “「RECYCLE」自体を封印したい”

「RECYCLE」はメンバー・所属事務所ともに納得してリリースされた作品ではありません。
それは当時、正式なコメントとして発表しています。
そういう経緯でリリースされた作品ですので、基本的に封印できるものなら封印したいという気持ちは数年前から持っていました。


【問題2】 “スピッツの限られた一面だけを収録した作品が売れ続けることの不健全さ・ジレンマ”

メンバー・所属事務所ともに納得しない中でリリースされた作品とはいえ、現在、オリコンチャート上でも210万枚のセールスを数え、ロングセラーチャート でも210週を超えるヒット作品になっています。この事実はやはり事実としてしっかりと受け止めなくてはならず、それだけリスナーの方々に受け入れていた だいたという証拠であり、現在はこの作品が世に出てしまったこと自体はこちらの気持ちとはまったく関係なく良かったのだと思えるようにもなっています。
ですが、この事実が別の困った状態を生んでいることもまた確かなのです。
「RECYCLE」は93年10月から98年7月までのシングルをまとめた作品であり、91年のデビュー以来、
2006年の現在にいたるまで継続して精力的に活動を続けているスピッツにとってはある一時期のシングルだけしか収録されていない作品ということになりま す。シングルだけとってみても「RECYCLE」より前に6枚、後に11枚リリースされているのです。つまり、今となってはそんな限られた一面だけしか収 録されていない作品が、2006年の現在も売れ続けているわけです。
というこの2つの事実、これにはなんとも受け入れがたい不健全さ・ジレンマを感じざるを得ないのです。


以上、2つの問題を同時に解決する方法、
それが今回の「CYCLE HIT 1991-1997」「CYCLE HIT 1997-2005」のリリースだと考えました。
ユニバーサルミュージックに「RECYCLE」の製造中止を了解してもらい、尚且つ、2006年1月現在のスピッツの全キャリアを網羅したシングル・コレクション作品を手に取ってもらえる状況に持っていく、それが今回の2作品のリリースなのです。

「CYCLE HIT 1991-1997」「CYCLE HIT 1997-2005」はメンバー・所属事務所ともに自信を持って世に送り出すことが出来る素晴らしい作品であると確信しています。
願わくば1人でも多くの人に届いて欲しいと思っています。


スピッツ 所属事務所
株式会社 グラスホッパー





 この度、スピッツは「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection 」「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection 」2作品をリリースすることになりました。これは91年のデビュー・シングル「ヒバリのこころ」から最新シングル「春の歌」までの、15年間全30曲のシ ングルを詰め込んだ2枚のアルバムです。
 ご存知の通り、スピッツは1999年の12月に「RECYCLE Greatest Hits of Spitz」(以下「RECYCLE」)というベスト盤的作品をリリースしています。これは大きなセールスをもたらし、スピッツを世に広める役割を果たし てくれたアルバムでしたが、バンド・サイドにとっては忸怩たる思いにかられる作品でした。何故なら、スピッツは「ベスト盤を出す時は解散するとき」とお互 いに話し合うほどベスト・ヒット集というものに興味がなかったからです。アルバムの曲は、そのアルバムの中に収まっている意味があり、シングルにはシング ルとして一曲でメッセージを伝達する意味がある。――普段からそう考えている4人にとって、ベスト・ヒット集という括りの中に自らの音楽が納まっていくこ とが窮屈で仕方なかったのです。
 今回のアルバムのリリースによって、「RECYCLE」および1枚目から20枚目までのシングルはすべて製造中止となります。そして、よりよい形で過去 のスピッツのシングルを平等に耳にすることが出来るチャンスが生まれたと感じています。バンドおよびスタッフ一同、今回のリリースを機に改めて30曲を聴 き直すことが出来ましたが、そこで芽生えた感情は、「間違っていなかった」といったものでした。このアルバムを出すことを自分たちのエネルギーにして、一 歩前へ進みたいとメンバー一同感じています。
 2006年のスピッツは年頭からレコーディングを予定しています。新たなスピッツの世界が生まれることを楽しみに待って欲しいと願っています。それまで どうか、この「CYCLE HIT 1991-1997」「CYCLE HIT 1997-2005」を可愛がってあげてください。


スピッツ




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